今月の読書記録ですー!
第3回目。5ヶ月目です。


今回こそ、なるべくサクッと紹介していきます。
4月に読んだ本たち
結構雑多に色々と読んだ月でした。
ので、テーマは特にありません。
バカ売れキーワード1000
オススメ度:
英語の単語帳や用語集みたいに、ひたすらキーワードを紹介していて、使えるタイミング&例文が載っています。
例文があるからわかりやすい。
タイトル付ける時とかに参考にすると良い感じ。
- 特徴
- 気づき
- 強調
- 人気
- 感情
- リアル感
- お得感
など、何をウリに出していくかで分類されているのが使いやすいポイント。
知らないキーワードを知るっていうよりも、「なんとなくありそう」なキーワードを体系的にまとめています。
読んだ📝
バカ売れキーワード1000読む本っていうか、使うときに参照にする資料って感じ。
ひたすら”そのまま使える”キャッチコピーのフレーズが載ってる。
タイトルつけるときに流し読みして、使えそうなのそのまま使うで十分良さそう…!
これ使えば誰でもそれっぽいコピー書けそう。 pic.twitter.com/Yf8LIaxNRk— あつき⊿ヒモフリーランス (@_pondelife) 2019年4月9日
ネットで「女性」に売る
オススメ度:
女性に対してどのように商品を売るか、どのようにアピールするかを中心に書かれた本。一般向けだからかなり読みやすかったです。
基本的に
- 男性はスペック重視→性能の比較、お得感を強調
- 女性はイメージを重視→それを利用している理想の自分を想像させてあげる
のような構図がなりたります。
あと、女性の心理は「本来自分はお姫様」というのが面白かったですね…。
何かの間違いで今ここにいるという「常に抱えた欠乏感」を刺激してあげるのが、うまく商品を売るコツ。
女性というのはあくまで一つの切り口で、何かを売る時に必要な、人の心理を元にしたマーケティングを学べました。
読んだ📝
女性に限らず「商品を売る方法」について勉強できる。
・文章
・デザイン
・リピート化の仕組み女性心理についても学べて面白かった!
(根拠やデータはなかったけど、その分読みやすい)”ちょっとした工夫が大きな違いを生む“
っていうのがいいなぁ…細かな工夫の積み重ねが全て。 pic.twitter.com/2bhuBEBpOn
— あつき⊿ヒモフリーランス (@_pondelife) 2019年4月12日
新人OL、社長になって会社を立て直す
新人OL、社長になって会社を立て直す /青春出版社/佐藤義典
オススメ度:
シリーズもの、ストーリーでマーケティングを学べる「売れたま!」シリーズの2作目です。
ストーリーとしては、前回が新人だったまこが立て直したイタリアンレストランで社長になって、競合と争っていく話。
今回は競合との差別化を作るために、『BASiCS』という指標を利用
- Battlefield:戦場
- Asset:独自資源
- Strength:強み・差別化
- Customer:顧客
- Selling message:メッセージ
まずは競合を定めたら、競合と自社についてBASiCSをまとめることで、どう差別化していけばいいのかわかります。めちゃくちゃシンプル。
だけどこの単純なことを行なっている人が少ないんだろうなぁ…と感じさせられるストーリーでした。
自社と競合の差別化ができたら、
- 顧客のマインドフロー
- 自社のプロダクトフロー
を定めることで、具体的な戦略まで落とし込んでいきます。
それにしてもあいかわらず分かりやすい入門書だ…伝えるべきポイントを最小限に留めているからこそ覚えやすいのがいいところです。
読んだ📝
このシリーズはマーケティングを知識や技術じゃなくて、日常的な「考え方」として解説してくれるから本当に好き。
小難しい理論よりも大切な部分をストーリーでわかりやすく学べるよ◎
戦略的には、
・BASiCS
・差別化戦略
・マインドフロー
・プロダクトフロー
あたりの解説です。 pic.twitter.com/4txup13wHe— あつき⊿ヒモフリーランス (@_pondelife) 2019年4月12日
100円のコーラを1000円で売る方法③
オススメ度:
これもマーケティング入門のために読み始めた漫画シリーズのラスト。
これまで国内の競合と競っていたのが、海外の大企業の参入に立ち向かっていくストーリーです。
一番印象深く学べたのは「BATNA」という考え方ですね。
Best Artnative To Non-Agreementの略で、交渉をするに当たって有利なのは、交渉が決裂した際により良い代替案を持っている方という考え方です。
作中ではM&Aの交渉の際に出てきた言葉ですが、これって日常生活でもなんでも利用できる考え方だなぁと思います。
代替案があるからこそ強気に出られる→自分のペースで交渉を進められる→有利
あとは用語ですが、「フリーミアム戦略」という言葉を初めて知りました。
現在のWEBベースの事業って、多くがこれに当てはまるんだろうなぁ…
この漫画シリーズもこれで終わりですが、基礎的なことを色々学べてよかったです。
ドリルを売るなら穴を掘れ
オススメ度:
「売れタマ!」シリーズの佐藤義典さんの、おそらくもっとも有名なマーケティング入門書。
はじめマーケティングを学ぼう!と思った時に、漫画・ストーリー系を一通り読んでからこれを読もうと思っていたのですが、内容が売れたまシリーズと全く一緒でした(笑)
全然知らなかった。
固い本かと思っていたら、半分くらいはシリーズのイタリアンレストランを事例にした内容が書かれていて、まじでそのまんまでした。
分かりやすいですが、両方は買う必要なかったですね。
読んだ📝
『ドリルを売るなら穴を掘れ』売れたま!シリーズと内容は完全に一緒だったの知らなかった…。
①ベネフィット
②セグメンテーションとターゲット
③差別化
④4Pこの4つのポイントだけ。
何も難しいことはなくて、「顧客にどんな価値を提供できるか」を追求し続ける。単純でわかりやすい pic.twitter.com/qW2Nd27l0a— あつき⊿ヒモフリーランス (@_pondelife) 2019年4月16日
アウトプット大全
学びを結果に変えるアウトプット大全 /サンクチュアリ出版/樺沢紫苑
オススメ度:
ずっと前から読みたかった本なのですが、ついに読めました…!めちゃくちゃ具体的で良きです。
まず著者が脳科学者なので、その辺の一般書よりもよほど実用的で、信用できます。
僕が意識して中心的に学べた内容は3つで、
- SNSを利用したアウトプットの勧め&方法
- 読書の記憶定着方法
- アウトプットの習慣化方法
です。内容が豊富なので、自分の学びたい内容を意識してから読書するのがオススメ。
カードを利用したアイデアの出し方、記憶定着のためのアナログとデジタルの使い分け、プレゼン資料の効率的な作り方、自己紹介のテンプレの作り方、感情のコントロール方法、非言語コミュニケーションの重要性と使い方など。
個人的には「デフォルトモード・ネットワーク」がなかなか目から鱗で、ぼーっとしている間は人間の脳は通常時よりも圧倒的に活動しているそうです。
なので、日常にぼーっとする時間を取り入れることで、脳の活性化・記憶定着の向上に繋がるみたいです!
読んだ📝
『アウトプット大全』アウトプットによる記憶定着や日常生活の改善をまとめてある良書。
インプット:アウトプット=3:7が黄金比らしいので、
・メモ
・マインドマップ
・人に話す
・ブログ
アナログ・デジタル合わせてアウトプット量を増やして長期記憶に叩き込む。 pic.twitter.com/0UOknylqRn— あつき⊿ヒモフリーランス (@_pondelife) 2019年4月19日
「週4時間」だけ働く。
オススメ度:
ティモシー・フェリスさんのかなり有名な本ですね。
めちゃくちゃ分厚くて、精読はなし、流し良み+ピンポイントで読んでいました。
週4時間だけ働き、他の時間は好きな場所で好きなことをして暮らしているというニューリッチNRの生き方を紹介しています。
労働をただ減らす、というよりも、極限まで不要なものを取り除き、効率化と外注を極め、短時間だけ集中して働くスタンスです。
DEALというステップを踏むことで、NRになる道を歩めるといいます。
- Difinision
- Elimination
- Automation
- Liberation
の4つ。不要な部分を徹底的に減らす&効率化するのが面白かったです。
ただ、全体的にターゲットが企業で働いている人向けだったので、イマイチ共感できない部分も多かったのが残念…
これからはじめるSEO内部対策の教科書
これからはじめるSEO内部対策の教科書 /技術評論社/瀧内賢
オススメ度:
SEO対策の本として有名な一冊。
これまで読んできたものよりも、コーディング部分を中心に解説してくれた本でした。
ライティングとかが中心だった今まではなかったタイプ。
結構古い本なので、常々変化していくSEO情報的には古いことも多かったですが、基本の基本を学べます。
- ferret PLUS
- W3C
などの具体的なツールを紹介しているのもよかったです。
読んだ📝
SEO内部対策本で、だいぶ前に読みたかった本。
”内部対策=コンテンツ+ソースコード”
が原則。wordpressだとテーマがソースコード部分を全部やってくれているけど、何が正しくて何が間違っているのかを知っておくのは大切だと思う。
古い情報もあるけど他にはない内容を網羅していた感じ pic.twitter.com/1NesCx4E0J
— あつき⊿ヒモフリーランス (@_pondelife) 2019年4月30日
記憶に残すためにはアウトプットが最重要
今月のベストは文句なく『アウトプット大全』でしょう。
そこで改めて学んだのが、読書の記憶定着のためには、アウトプットが最重要ということです。
読書量の確保+読書内容の記憶定着を目指して、毎日本を読んでいるので、そこをおろそかにしてはいけません。
今のところ読んだ本のアウトプットは
- マインドマップで立体的にまとめ
- ノートでラフにメモ
- Twitterで要約
- 月1のブログで復習
くらいの感じでやっていますが、もっと増やしたいですね。
- 人に本の内容を教えてディスカッション
- 重要な内容を問題にして解く
あたりを取り入れていきたいけど、いかんせん工数が…
いや、そんなことも言ってられないので、まずは行動。実践していきます。
毎日1時間読書・アウトプットやメモで1時間とすると、60時間読書関係に割けることになります。
しっかりと習慣化して継続すれば、来月こそ10冊くらい読めるはず。頑張ります。
来月はもうちょっとマーケティング関係・心理関係を読みたいな
今月、マーケティング超入門本シリーズを読み終えたので、来月からはもう少し専門的なマーケティング本を読んでいきたいですね。
あとは『ウェブ心理学』を読む予定なのですが、それに関係する割とすぐ利用できそうな購買者心理系の勉強をしていきたいです。
3冊ほど積ん読状態になっているセールスライティング系の本はどうしよっか…
なんでもオススメがあったらTwitterなんかで気軽に教えてくれると嬉しいです◎
それでは今月はここまで!