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何もない普通の町も悪いもんじゃない。イフラバ

チェコ情報

 

オロモウツを出て、トゥシェビーチに行くために経由地としてイフラバという街を選んだ。特に何も理由はないけれど。行ってみたらなにかあるかな、とそのくらいである。あとはここで1泊したかった。

 

実を言うと、トゥシェビーチも別にそこまで行きたかったわけでもない。もうチェコ生活も終わりが見えてきている。今回の旅を終わりにしたらもうチェコ国内をどこかに行くことはなくなってしまうかもしれない。それが嫌だったのだ。まだチェコ国内を見ててみた。感じてみたい。終わりをみたくなくて、延命措置のように引き伸ばした結果トゥシェビーチに行くことになった。ついでにイフラバにも行くことになった。それだけなんだ。

 

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チェコ人の家にホームステイすることに

普通にBooking.comで宿を探していた。いつものように安い順に並べて、圧倒的に安かった(それでも200コルナほど)ところに予約を入れて来たのだが、来てみて気づいたのは、それはホームステイだった。知らない人も結構いるかもしれないけど、Booking.comには実はちゃんとした宿ではない、民家へのホームステイも紛れていたりする。特に田舎の方に行ったりするとそうなる。だから安宿を求め続けるとホームステイに予期せず泊まることもあったりする。

 

それは別にいいのだが、今回は予想もしていなかった。まず家の入り口がわからない。おそらく目の前にある普通のアパートのような大きな集合住宅の一室なんだとは思うが。しばらく目の前を行ったり来たりうろうろしてから電話してみることにした。大丈夫、ちょっとだったらチェコ語いける。と励ましながら。実際顔を合わせて喋るときはほとんど知らない言語でも身振り手振り表情でなんとか意思疎通が可能だ。でもそれができない分電話って難易度が高いと思う。だから結構ビビっていた

 

「ドブリーデン!」

「グデ イェ ドゥーム?ネビーム」

「ヴェドレ ビラー アノー」

…!!!超絶カタコトだけど、意外と意思疎通できてる!すげえ自分。前学期結構真面目にチェコ語勉強しててよかった。今期は諦めたけどやっててよかった。なんとか頼んで下まで降りて来てもらうことに成功。

 

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普通に綺麗な個室で、タオルまで貸してくれて、立地もよく、その辺の格安ドミより全然良いかもしれない。

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廊下。特段広い家でもなかった。どこにでもありそうな2LDK

その部屋の主のおばさんは1人で暮らしているようだった。昔いた息子が部屋を働き家を出て行った、それでせっかく空いた部屋を貸しに出しているとかそんな感じかなぁ。一人になったから寂しいのかな、それとも単に善意でやっている部分があるのか、ちょっとした小銭稼ぎか。どう言う気持ちなのかはよくわからないけど、僕ら旅人にとっては助かるし、彼女もそれで迷惑しないならwin-winだ。改めてエアビっていいサービスなんだなぁと思わされた。

 

市内散歩

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暗くなる前に散歩へ。市内の中心広場はめちゃくちゃに広かった。結構今まで見てきたチェコの都市で最大レベルかも。プラハのヴァーツラフはのぞいて

 

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そして何故か広場にポツンと藁作りのピアニストがいた。置いてあった。なんだこれ。可愛いけどさ…。誰が置いているんだろう、雨降ったらやばそう

 

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広場は広いだけでなくて立派な教会と彫刻を伴った噴水があった。こうやってみるといかにヨーロッパの都市が広場を中心に作られているか感じるなあ。広場って言うのは市民の交流の場所であり、憩いの場であり、市場であり、都市活動の中心地なんだ、って。

 

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めちゃくちゃ大きい広場を邪魔しているのがこの建物。マクドナルドとか入っちゃってるけど、このヘンテコな形の建物はソ連時代の異物らしく、結構住民にも嫌われているとかなんとか。プラハのジシコフ然りチェコにはそんな論争が多いんだな…個人的には結構かっこいいと思うけど確かにこれがなかったら広場はもっと広々していて、中世っぽい雰囲気だろうなとは思う。

 

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街の外の方まで散歩していると立派な城壁が現れた。結構長いこと続いている2重の城壁だった。保存状態もかなりいいし、なんなら遊歩道になっている。中世のものなら結構すごいな。

 

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城壁の途中には拠点っぽい場所もある。覗き穴のようなものもある。ここで兵士が見張りとかしていたんかなぁ…どこか実感がわかない史跡である。街ののどかさ故かな。

 

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スグラッフィートと言うだまし絵の技法の壁画がこんなところにも。しかも結構大きくて立派。プラハの旧市庁舎そばの建物然り、チェスキークルムロフ然り、流行ったんだろうなぁ、ボヘミアで。

 

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城壁に続いていたのだろうか、結構立派な塔があった。なんとなく気が向かなくて下まで行かずに引き返してきた。なんか何かを見よう!と言う気分にならない街である。悪く言えば退屈で、良く言えば心が無駄に揺さぶられない平穏な街である。歩いている若者たちもどこか力を持て余しているような感じがする。

 

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中心街の建物ふたたび。やっぱり建物それぞれは結構可愛いと思うんだこの町。

 

でもなんでかあんまり何かをする気にならない。不思議な感じだ。肩の力が抜けると言うか。「これを見に行く!」「これが有名だ!」そんな前情報や期待が全くない、『普通の』『何もない』町に行くのも悪くないなぁと思わされる。それくらい心にゆとりを持ってのんびりしていたいんだ。「旅行」だとそれが許されない感じがする。「旅」だから許されるゆとり、気楽さ、時間の浪費。目的意識があるかないかの差なんだけど、ないだけでちょっと気楽になれる。たまにはそんな日があってもいいと思うんんだ。僕はそんな日ばっかりだけどさ。

 

翌日トゥシェビーチへ

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朝のんびりしてから出発し、調べもせずになんとなく駅に行ったが、トイレに行きたくなり探し回ったり、トイレ見つかってさあ行こうと思ったら、実はそこは中央駅じゃなくて30分くらい歩く羽目になったり、中央駅に着いてみたら電車全然なくて1時間半くらい待たされたりする羽目になった。無計画性ゆえのめちゃくちゃだなー。

 

でもそれでもいい気がするんだ。なんかこの気負わない町のおかげか、それら全部が些細なことにしか思えない。のんびりと本を読んで待ってればいいじゃないか。トゥシェビーチもあんまり見れなかったらそれはそれだ!もともと絶対行きたかった場所でもないし、悪くない時間の過ごし方な気がする。

 

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ようやく着た電車だが、何故か途中で降ろされてバスに乗り換えるハメに。全然聞いてなかったけど、なんかそう言うシステムらしい。う〜〜〜〜ん、いい天気。

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気分はいいのに、田舎道のせいかバスには酔った。

 

 

 

 

 

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