【プラハ観光おすすめ】歴史ある人形劇が必見!国立マリオネット劇場

チェコ情報

 

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こんにちは、チェコ在住のぽんでです。

 

「プラハで文化的な何かを見たい!」

「でもオペラは高いし、ちょっと気がひける!」

そんな皆さんにピッタリの場所がプラハにはあります。それがマリオネット劇場。いわゆる人形劇です。実はプラハでは昔から人形劇が盛んで、街中でもお土産としてマリオネットがお土産やさんに並んでいるのが目につきます。その人形劇を実際に見れる劇場があるのです!そんな訳で今回はプラハで夜に予定が特にない方は是非いって欲しい国立マリオネット劇場のご紹介をします

 

 

プラハと人形劇の歴史

劇場の前にプラハとマリオネット劇の関わりについてちょっとだけ説明しておきます。何故プラハではこんなにマリオネットが愛され、盛んなのでしょうか?

プラハはかつてドイツの帝国に支配されていました。その時代にゲルマンの文化を強制され、様々な舞台をはじめ、チェコ語の使用そのものが禁止されていました。しかし人形劇でだけは、チェコ語でないと成り立たないものが多かったために、チェコ語の利用が認められていたと言われています。そこからチェコにおける人形劇は国民のためのものであり、子供たちが見るものから、時代や社会風刺などまで大人向けの内容まで幅広く上映されてきて現在に到るまで普及してきたのです。つまり、チェコ人にとって人形劇は唯一彼らの民族的アイデンティティーを守るものだったのです。

 

 

国立マリオネット劇場

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チェコ最大のマリオネット劇場で、毎日20時から『ドン・ジョバンニ』の人形劇が講演されています。他にもマリオネット・ツアーや自分だけのマリオネットを作れるワークショップも昼に行なっています。

▼詳しくは公式HPへ

National Marionette Theatre Czech republic

 

場所・アクセス

旧市街広場のそばで徒歩5分ほどなのでアクセスはかなり良いです。 最寄駅で言うとメトロ緑ラインの”Stramecka”駅から徒歩10分弱です。近くにレストランやパブも多くあるのでご飯を食べてからいくのもいいかもしれませんね!

 

 

値段・予約方法

一般:590コルナ(約2950円)

割引:490コルナ(約2450円)

割引は学生・子供

 

チケットの購入はオンラインで予め予約していくか、直接劇場へいって買うかどちらかです。基本的にはオンラインで買ったほうが安心です。公式の予約ページから予約できます。予約すれば登録したメールアドレスにメールが届くのでそれを窓口で見せれば入れます。購入後メールはすぐ届くはずですが、迷惑メールフォルダに入ってしまうこともあるので注意しましょう。

 

全席自由席なので開演30分前くらいには行っておいたほうが良いです。後ろは前に人が座ると見えなくなってしまうので最前列を取りましょう。舞台自体小さいので映画館のように首が痛くなることもありません。

 

 

 

ドン・ジョバンニ

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モーツァルト作曲のオペラ。1787年にプラハのエステート劇場で初演され、プラハ中で大人気を博した。

 

あらすじ

女好きの貴族ドン・ジョバンニが従者レポレッオを連れて、女の子たちに声をかけて回るお話。1幕と2幕に別れている。以下簡単なあらすじ

<1幕>

女好きのジョバンニはドンナ・アンナという女性の部屋に忍び込むが、騒がれてしまい、彼女の父親の騎士長が現れ斬り掛かってきたので抵抗して彼を殺してしまい逃げる。アンナは許嫁のオッターヴィオに復讐を求める。

こんなことでは懲りないジョバンニは次にかつての恋人ドンナ・エルヴィーラと遭遇するが、再び逃走。

次に村娘ツェルニーナとマゼットの結婚式に現れ、新婦ツェルニーナを誘惑し彼女もその気になるが、あと一歩というところでエルヴィーラが彼女を止めた。

最後の場面ではジョバンニが屋敷で多くの人を招いてパーティをしているが、そこへ仮面をかぶったエルヴィーラ、アンナ、オッターヴィオの3人が忍び込む。ジョバンニがツェルニーナを再び誘惑して襲おうとするときに彼らは招待を明かし、ジョバンニの悪事を告発する。絶体絶命のジョバンニだったが、なんとかして屋敷から逃げ出すことに成功した。

<2幕>

お屋敷から逃げだし、墓でジョバンニと従者レポレッオは合流するが、そこにあった騎士長の石像が口を聞きジョバンニの悪事を諌める。ジョバンニは戯れに石像を夕食に招待し、石像もこれを承諾する。

屋敷でジョバンニとレポレッオが夕食の支度をしていると、エルヴィーラが訪ねてきて生き方を改めるように忠告する。しかし彼が聞く耳を持たないので諦めて帰っていった。そして予告通りに石像が現れ、彼も生き方を改めるように告げるが、ジョバンニは抵抗したため地獄へ落とされてしまう。

のちにレポレッオが皆にこのことを告げてエンディングとなる。

 

※人形劇用に少し短くなったストーリーの解説です

 

人形劇での見所

基本的にイタリア語?なのである程度のストーリーは予習していったほうが楽しめます。ドン・ジョバンニを知らない人はあらすじと登場人物くらいは調べていくと良いでしょう。人形劇で必見なのは

1、細かいマリオネットの動きの再現

なんといってもこれですね。腕や顔など細かい人形の動きまで見事に操っています。職人!って感じで感動すらします。あとおじちゃんおばちゃんが舞台上で操ってるのがちょっと見えるのが可愛いです。笑

 

2、幕間の指揮者役のマリオネット

モーツァルトも模しているのか、指揮者役のマリオネットが手前で挨拶してから始まるのですが、この指揮者がなかなか癖が強くて面白いです。つまらないはずの幕間も飽きさせずに楽しませてくれます。

 

3、舞台セットのレトロさ

当たり前だが普通の舞台よりもかなり小さい舞台で公演されています。背景などは絵を描いたボードが置いてあるだけでその上にマリオネット操者が操っている様子が見えます。これは手抜きとかではなく、庶民の娯楽であった元々のマリオネット劇場の再現として捉えるべきでしょう。このアットホームな雰囲気こそ最大の魅力でしょう。反対に水などを使った演出もあるので、その辺の緩急も素敵です。

 

 

まとめ

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プラハに行ったら是非とも見て欲しい、歴史も深く見ていて楽しい人形劇について紹介させていただきました。オペラやコンサートはプラハ以外でも見れますが、人形劇がこんなに深く歴史に溶け込んでいるのはプラハだけなので、夜に時間がある方は是非行って見てください!

 

 

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