こんにちは、ぽんでです。
先日、一人旅中にストックホルムで強盗に襲われ大切な大切なカメラを失いました。
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いずれにせ、まぁ自分で思っている以上に混乱していたようですね。旅をしている以上、(あんなに治安のいいと言われる国でなくていいと思いますが…)こういう自体はつきもの。頭ではわかっていたつもりでも認識が甘かったようですね。しかも一番取られたくないものを取られてしまったという…
そんな事件もありましたが、留学先のチェコに帰ってきて授業も始まり、日常に帰ってきているのですが、カメラがない生活が結構しんどいわけなんですよ。改めて考えると、基本的にカメラは毎日持ち歩いていたし、常に目に見えるような範囲にあることが普通でした。それがなくなった状態で突然日常に帰ってきて、頻繁に「あぁ、今カメラないんだぁ…」って思ったりします。以前にも増して精神不安定が助長されたというか。
カメラのためにpolcaに挑戦してみます
カメラがなくて困っている日々。しかも貧乏学生には分不相応なくらいのカメラを数年はずっと使い続ける覚悟で買って使っていたので、そう簡単に買い戻すこともできない。そんな折に心配してくださっていた知り合いの方から「polcaしてみれば?」とのお言葉をいただきました。
polcaとは
身近な友だち同士ではじめる、
フレンドファンディングアプリ。
やりたい事を思いついたら、企画をたて、必要な金額を友だち同士で集めることができます。※フレンドファンディングとは、友だち(friend)と、資金調達(funding)を合わせた造語です。
以前から興味があったのもあってとりあえず、やり方もいまいちわからないままに企画を作って公開してみました。簡単にいうと、誰かが「何かをしたい!」と思った時にこのアプリを通じて、「いいじゃん!やりなよ!」と応援してくれる身近な友人などから少額ずつ』資金を調達できるという仕組みです。特徴的なのは『身近な人たちから』『少額づつ、という点。これにより、誰でも気軽に資金調達できるし、気軽に友達の援助もできます。
▼支援ページ
やってみて思うこと。人間ってずるい
いうまでもないですが、
「自分はずるいなぁ」って感じました。
正直に告白しますと、これまでTwitterやFacebokを通じて、何度か友人や知り合いがpolcaで何かに挑戦しているのをみたことがあります。僕はそれに対して一度も支援を入れたことがありません。これはお金の問題じゃない。だって金額なんて500円や高くても1000円くらいです。1時間働けば、1日食事を質素にすれば、それだけで十分なんです。比較的恵まれた経済状況にある僕にとってこの金額は実際大したものじゃないでしょう。
じゃあなぜ支援しなかったのか?それはもっとひどい話で、率直にいうと「無関心」ということだったのじゃないかと思います。他人に対する無関心。他人の挑戦に対する無関心。根本的な興味がそこまでなかったから、「支援するのが面倒」だと感じたのでしょう。今考えると穴があったら入りたいようなほど恥ずかしいですね。本当にちょっと調べればすぐに支援できるのに。
これからは『お金』よりも『信用』が大切になる時代
そんな言葉がTwitterなどでよく出回っています。きっとそうなんだろうな、僕も思います。一般的なクラウドファンディングやpolcaなどを見ても、それは明らかでしょう。人間と価値のあり方が変わっていっているが故に起こる状況でしょう。
そして僕は間違いなく『信用』を稼げる人間ではないでしょう。もっと言えば周りの人からの信用は薄いと思います。信用を稼げる人間は他人のために損得勘定を抜きにして何かをできる人、応援できる人のことです。僕の周りにもそういう人がたくさんいます。そういう人は信用できるし、彼らが本気で何かをしていたら応援したくなりますからね。
まぁそんなわけで、企画を出しておいて僕は自分で自分は支援されるような人間ではないだろうという結論にたどり着いてしまったわけなんです!自分が他人だったら支援しようと思わないですもん!いやぁ、びっくりしますよね。でもこれもやってみたから改めて気づいたことでもあるので一概に無意味だったとは言えませんね。
もう一つ今回の事件で僕の心に残ってるのが「他の人を信用できない」って思いなんです。僕が襲われてカメラを奪われ、取り返そうと追いかけた時、周りにいた観光客は状況がわからなかったのか、関わりたくなかったのか、何もしてくれませんでした。でもそれについて彼らを責めているとか恨んでいるわけではありません。「結局自分自身にことは自分自身でやらなきゃいけない。他人を勝手にアテにするのは独りよがりでしかない」みたいなことが強く心に残りました。そう言った意味でもpolcaすることにそこまで期待をしてはいない、というよりも「期待しないようにしている」って感じなのかな。
支援について
さあ、前置きが異常に長くなりまして、しかもありえないほどの性格のひねくれ具合から「自分は支援される人間ではない」と結論付けてしまったけれども、支援のお願いはさせていただきます。僕のカメラのために支援してあげたいって本当に思うひ人は入れてあげて下さい。「面倒臭い」と思ったら入れなくていいんです。
今回のファンディング
目的:奪われてしまったカメラに代わるカメラの購入
支援金額:一口1000円〜
リターン:なんでも撮影の依頼
どうしてもリターンは写真を撮りたいな、って思ったんです。そりゃあ僕の大したことない撮影技術に対して1000円も払わねーよバーカ。って思うのが普通なんでしょうけど、もし支援していただいたなら、そのお金で僕は写真を続けていくことができます。続けて行きます。それならばやっぱりお返しは写真で返したいんです。
・プロフィール用の写真
・イベントなどの撮影
・どこどこの国でこんな写真撮ってきて欲しい!
こんな感じで基本的になんでもできる限りはやろうと思いますので、言ってみて下さい。
支援方法
アプリのダウンロードが必要ですが、
1、polcaのアプリをダウンロード
こちらからどうぞ。App Store、Google Playどちらからもダウンロードいただけます。スマートフォン限定のアプリなのでパソコンからは使えないのがネック。アプリダウンロード後、SMSで認証だけします。
2、カードの登録
VISAかMasterのみの登録可能。どっちも持ってないよーって人はハンドルカードっていう便利なものがあるそうな。引用リンク貼っておきます
▼ハンドルカードについて
polca(ポルカ)の支援の支払い・決済はバンドルカードが便利!!クレカが無くてもpolcaできます | Hello Vandle[ハローバンドル]
3、僕の企画ページから支援ボタンをクリック
金額を設定できます。必要金額がかなり高いので最低1000円からとよくわからずちょっと高く設定しすぎた気もします…。支援上限はありませんよ!金額を設定できます。
4、シェアして欲しい
これはお願いなのですが、よかったら僕のpolcaでの挑戦をシェアして欲しいな〜と思ってたりします。そして早く僕がカメラを手に入れられるように祈ってて下さいね!笑
まとめ
前置きで散々言ったように僕はあんまりこういう時に助けてもらえる人間じゃないと思っています。それは自業自得というか普段の自分自身の行のツケみたいなものなので、仕方ないのだと思います。ただ、実際にやってみてどうなるのかは少し気になったりもするんですよね。まだ期待してるってことなんですかね。
実際こんな身勝手な奴ですが、強盗ぬあった記事を後悔した時にかなりの人が心配や励ましの連絡をくれてびっくりしました。本当に。その中で「お前の撮る写真が好きだから、撮り続けて欲しい」って言ってくれる人がいて、本当に泣きたくなりました。誰かに自分の撮る写真を好きっていいてもらえるほど嬉しいことはありません。自分自身、技術も経験も方向性も、まだまだだと思うことが沢山ありますけど、その写真を誰かに認めたらた時は本当に嬉しいんです。
やっぱり何よりも思うことは「またカメラで写真を撮りたい」ってことなんです。それが何よりの願いなんです。おこがましいかもしれませんが、よかったらよろしくお願いします。