ドレスデンを後にしてせっかくなので友達と2人ベルリンへきました〜
そっからのお話。
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人生初のベルリンで人生初のフリーツアー参戦
僕はいろんなところへ行くけれどツアーとかにあんまり参加したことがない。特に街全体を案内してくれるようなツアーとかは。建物の中のツアーに参加したこととかはある。
なんでも今、友達が各地のフリーツアーに参加するのにはまっているとかで、参加しないかと誘ってきた。ベルリンでは壁の跡とイーストサイドギャラリー以外特に予定がなかったのでその誘いに乗って見た。寝坊したけど
Free Tour of Berlin | SANDEMANs NEW Berlin Tours
多分このツアー参加した。友達に流されるままだったのであんまり覚えてないけど
参加するのは想像していたよりもずっと簡単で、時間に指定の集合場所へ行き「参加したいです」というだけ。予約とかも特にいらないみたい。なんとなくめんどくさいと思ってたけど全くそんなことないな。情報も調べる必要もなく、宿に置いてあったパンフレットのツアーに参加しただけだし。
結果からいうと、
フリーツアー…めっちゃよかった…!
集合した人数は全部で60人くらいいた。そこから全体を3つのグループに分けてツアー開始。僕らのガイドはリジーというドイツとアメリカのハーフで歴史を専攻していたという小柄なお姉さんだった
喋るのがめっちゃ早い…!!!と思ったけどなんとなく慣れた。
思ったよりなんとかなるもんだな
ツアーは全部で2時間45分歩いてベルリンの有名な歴史遺産を回る
工程は
・ブランデンブルク門
・ユダヤ人の記念碑
・かつてヒトラーの地下壕があった駐車場
〜カフェにて休憩〜
・ベルリンの壁跡
・チェックポイントチャーリー
という流れだった。なんか集団で話を聴きながら歩いて回るのが慣れなくてなんかちょっとムズムズした…それでも専門のツアーガイドから歴史など詳しい話を教えてもらえるのはいいなあと。参加しなかったらまず間違いなく知らなかったことが知れる。全部調べれば出てくるとは思うが、まあそのうちのほとんどは調べないで終わっていたことだろう。
ただ集団行動になるので写真を真剣に撮りづらい!これは僕にとっては結構大きな問題
良い面悪い面あるなあ…
ベルリンの歴史を目の当たりに
ブランデンブルク門
集合地点となっていたところ。ベルリン東西再統一の象徴的な場所
この門の向こう側に壁が存在していて、門自体は東ベルリンに属していたそうな。つまり東ベルリンの端っこ。ここから先は西ベルリンで、どんなに望んでもそちら側には行けなかった市民たち。しかし壁の崩壊によって、東西統一して、現在では誰でもこの下を通って向こう側へ行き来できる。見事に歴史をつなぐ門ですね
ちなみに門の上にはギリシアの勝利の女神ヴィクトリアをモチーフにした像が立っているのだが(かっこいい)、彼女の見下ろす先がフランスの大使館に立つフランス国旗というのが面白い。見張ってるんだってさ
見事なギリシア建築。柱が大きくてかっこいい(小並感)
虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑
ご存知の通り、ユダヤ人を大量虐殺したナチスドイツ。虐殺されたユダヤ人たちを弔うための巨大な記念碑。ヨーロッパでは各所にこれと同じような意味をもつ記念碑がある。それだけにいかに事件が凄惨なものだったのか、いかにヨーロッパ全体が反省しているのかが伺える。歴史に学ぼうとする姿勢。日本はどうだろかね
作りはかなり巨大なコンクリートのブロックの集合体でサイズが不揃いである。これは内側に入って行くにしたがって、ナチスドイツの下にあった当時のユダヤ人たちの「孤独・恐怖・不安」などといった感覚を連想させるように作られているらしい。
高いところでは2m以上もあり、人間は確かにすっぽりと埋まってしまう。1人で見て回っていると確かに孤独を感じて不安な感じになったなあ
駐車場
リジーが「次にドイツでもっとも有名な駐車場に連れて行くわ。知ってる人はなんだか言わないでね。」とかいうので「駐車場???」ってなっていた。連れて行かれた先はただの駐車場にしか見えなくて余計「????」
なんでもこの駐車場の地下はかつてヒトラーが最後の時を過ごした地下壕だったらしい。ソ連の爆撃にも耐え、人々の記憶からずっと忘れ去られていたが、その存在は是非を問われ議論を呼んでいる。見た目は完全にただの駐車場でしかないのにそんな歴史を聞かされると、この街全てが歴史の塊なんだって感覚に晒される。
ベルリンの壁跡
ある程度のながさの壁の跡がしっかりと残された場所。内側の針金や穴など詳細に壁の様子が見れるのでオススメ。ただ時間が押してたのかリジーは一瞬でここのガイドを終えて次へ進んだので翌日再訪。同じ敷地内に博物館もあり
チェックポイント・チャーリー
アメリカ人チャーリーさんだ。違う違うチェックポイントチャーリーだ。これは東西分裂期のドイツの国境検問所の残りである。当時の国境の様子や、国境を越えようと試みた人々のことを伝える。近くに詳しい博物館あり。クリスマスツリーの後ろにある小さな建物が当時の検問所。ここにクリスマスツリー立てるってどうなのさ…って思ったけど各国の国旗があざってあって素敵なのでokです
近くに壁の跡も残る。このような壁跡はベルリンのまちの中に結構あった。
冬のベルリンの洗礼。地獄のような寒さ
ところでだが、ツアー中、なんならツアー始まる前から死にそうになっていた。
寒すぎ
なんでだこれ…ケータイは気温は3度といっている。嘘。絶対に嘘だ。これは間違いなくこないだいったチェコのテルチの-7度よりも寒い。間違いなく。こっちきて過去最高に寒いって感じるもん。
寒すぎて話に集中できなかったり、頭痛くなってきたりした。
ベルリン寒いとは聞いていたが…想像以上すぎた…
まじでなんだこれ、地獄のようだわ。あ、でも地獄は灼熱で暑いか。それな地獄の方がましだ、とかわけわかんないこと考えるくらいにはキテいた。
ベルリン観光してる間中2時間に1回は室内に入らないとやばいと感じた。
博物館とかもっと行けばよかったなーって(寒いから)
冬に行く人はまじで気をつけて
体感温度=表示温度-10度
くらいで見た方がいい。いや、まじで。
どうもありがとうリジー
このクソみたいに寒い中手袋もつけずにしっかりと最後まで案内してくれたリジー
本当にいい時間が過ごせましたありがとう!歴史専攻だったせいか、はたまた単純にガイドってみんなこんなもんなのかわからないけど、めちゃくちゃ熱心にベルリンの歴史を語ってくれた。勉強になりました〜〜
よし、チップあげよう!間違いなくあげる価値あるぞ!
友達と2人で10ユーロくらいでいいだろう。少ないけど僕ら学生だし。あげないよりもせめての感謝としてあげたい。楽しかったから。
個人的にはこういうツアーは「無料」を歌っている以上、絶対にあげる必要があるとも思わないし、むしろ無理やり取ってこようとするような奴は嫌いだ。絶対にあげない。ケチ倹約家だしね。
それでも!そんな僕をしてもあげたくなるよな魅力があったよこのツアー!
よっしゃあ!あげてくる!
…財布に10ユーロ札がない………
ごめん、リジー…
(そそくさと立ち去る)
※のちにカフェで財布に10ユーロ札あったことを発見して自己嫌悪に襲われることになる。違うんだ。あげたかったんだ本当にぃぃぃいいい
まとめ
初めてのフリーシティツアーめっちゃよかった!
単純にガイドに恵まれたからかもしれないけど、今度からは1人でいった時にも参加するのも悪くないかな。
歴史を学べて、自分で調べる手間をカットしてくれる。興味があったものについてはもっと調べればいいしね。友達とかと一緒なら言語があんまり得意じゃなくても楽しめると思うし
なのでみんなベルリンにいった際にはこのフリーツアー是非参加しましょうね!!リジーへの罪滅ぼしじゃないよ!
あと何よりも
ベルリン寒すぎだから!!!!!!!!!
続く
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