最近写真撮りにいけてなくて悲しい…どうもこんにちはぽんでです
お久しぶりの写真投稿です
今回は僕の写真の授業の課題のための作品あげます!
課題は”Reportage”
ざっくり言うと何でもいいから写真でわかるレポート作れみたいな
ちょっとざっくりすぎか…
この課題テーマ選びにすっごい悩みましたね〜
課題が出された時一番やりたいなって感じたのは、物乞いのレポート
プラハには地下鉄の駅や観光地に結構な数の物乞いやホームレスがいます
「何でそうなっちゃったんだろう」
「ちゃんとあれで稼いで食べていけてるのかな」
「もっと他にやりようがあるんじゃないのかな」
とか色々なことを思っていました。
せっかくいい機会なので、課題がてらに何とかしてコミュニケーション取って、なぜそうなったのかとか聞いてしばらくの時間彼らがお金を集めているのをみていようとかそんなことを思っていたりしました。
これは失礼なのかな?でも僕は何も知らないよりも彼らについて何か知りたいと思いました。だからやりたかった。ほとんど好奇心ですが、それでも何も知らないままただ何となくタブーのように見過ごして通り過ぎてしますよりもいいかな、と。
ただ準備しようと思ったところで
冬になったからなのかやってる人が減ってきた(もしくは場所移したか)
なのでこれはまずい課題ができないと思って他のことをすることにしました。
でもいつかはやりたいなあ、物乞いやホームレスの調査
で結局僕は
Buskers On the Charles Bridge in Winter
「冬のカレル橋の上で働くバスカーたち」
ってタイトルで作ってみました。
バスキングで行きている人たちにフォーカスしてみようかなあ、と。
普段だったら観光客として、または住む人間として見てもけっこうさっと通り過ぎてしまう。けどそこにしばらく滞在して様子を見てみたらどうか。ちょっとは彼らの生活が垣間見えるのではないだろうか
そんなことを思ってやってみました。
プラハにはバカみたいにたくさんのバスカーがいるので範囲をカレル橋のみに絞ってみました。2週間の間に何回か通って結構な数のバスカーたちの写真を撮ったその一部たちです。構成枚数12枚
どうぞ
平日でも観光客で賑わうカレル橋
明るく人気なおじちゃんバンド
パフォーマンスも上手でカメラを向けるとこちらを向いてくれたり
しばらく続けているとかなりの人が立ち止まって観客に
でも実際バスカーはそんなに楽に客を集められるものではない
一人で時間を持て余していたり
たまには一日中働いてる場所からいなくなったりもする
珍しい楽器を演奏する二人組と影に映るたくさんの観客
演奏するときはいつも真剣
その情熱が観客を魅了する一因かな
音楽のように派手ではないけどアクセサリー職人も
冬の寒い日にも全てハンドメイドで繊細に作り上げる
もちろん画家もいる
どんな周りの喧騒にも邪魔されず、自分の世界に入り真剣に写真を切り取って作品にしていく
冬の寒空の下だろうと関係なく、一年中毎日毎日ここで描き続けているのだろう
たった12枚だとやっぱり伝えきるのは難しいですね〜
たくさん写真削りました。泣く泣く…
彼らを撮ってて感じたのは
彼らはアーティストなんだなあ。と言うこと
その独自の世界を表現するために、冬だろうと何だろうとただひたすら弾き続ける、描き続ける、作り続ける。
素直にかっこいいなって感じた
どんなに人気でたくさん観客を集めてもそれはいっとき。
演奏が終われば観客はみんなどこかに行ってしまうし、また元気よく再開しなければならない。それでも表現をやめない彼らに周りの情報に流され続ける現代の私たちは学ぶものがあるように感じた。
ぜひ、路上で何かしている人がいたら、恥ずかしがらずに足を止めて何となく見てみてほしい。そこに自分が忘れてしまった何かを思い出せるかもしれないから。そしてよかったらコインでも何でも気にせずあげてみてほしい。人を応援する気持ちで孤独に表現を続ける彼らを支えてあげよう
バスカーたちの撮影思ったより楽しかったので、これから先もっと撮っていくかもしれませぬ!かっこいい!
それでは今回はここまで。
どうもありがとうございました